「息子の形見 やっと飾れた」 思い出詰まった豪華7段飾り 次女実現に感無量

  • 長男の形見となったひな人形(手前)と増田さん=倉吉市西町

 倉吉市西町のマスダ人形店。看板は今も掲げられているが、ひな人形などの取り扱いはしていない。その人形店の一室に2組のひな人形が飾られた。一代で人形店を築き、昭和、平成、令和の時代を駆け抜けてきた女性の思い出が詰まったひな人形で、十数年、桐(きり)箱の中に眠ったままだった。時代の移り変わりをほうふつさせる豪華な7段飾り。女性は「息子の形見となったひな人形をようやく飾ることができた」と目を細める。

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