鳥取県警は1月31日、子育て中や子どもが産まれる予定の男性職員を対象に、県警本部で子育て研修を開いた。20人が参加し、父親としての心構えなどについて学び、実物大の人形を使って沐浴(もくよく)の実習に取り組んだ。
県警が取り組むワークライフバランス等推進計画の一環。県助産師会の助産師3人を講師に「子育ては全て妻に任せるのではなく、2人で考える」など父親として積極的に子育てに参加する姿勢を学んだ。
その後、第1子が生まれる予定の職員らが初めての沐浴を体験し、助産師のアドバイスを受けながら、優しい手つきで赤ちゃんの人形の体を洗った。
米子署地域課の徳岡賢治巡査(25)は「動かない人形の沐浴でも難しかったのに、実際は動いたり泣いたりするかと思うと大変。妻頼りではなく、率先して家事育児に取り組みたい」と話した。