大相撲春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)に向け、日本相撲協会は27日、新番付を発表し、鳥取城北高出身の北青鵬(21)=本名アリューナー・ダワーニンジ、宮城野部屋=が新入幕を果たした。新十両は、昭和以降初の所要1場所で昇進した倉吉市出身の落合(19)=宮城野部屋=が西十両14枚目となった。(2月28日12面に関連記事)
北青鵬は初場所で9勝6敗と勝ち越し、東十両2枚目から東前頭15枚目に番付を上げた。同校出身力士の新入幕は、昨年秋場所に昇進した水戸龍(28)=本名バーサンスレン・トゥルボルド、錦戸部屋=に続き9人目。落合は先場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏み、7戦全勝優勝を果たした。鳥取県出身の関取誕生は、元幕内の石浦(33)=本名石浦将勝、宮城野部屋=以来8年ぶり。