大阪シティ信金とブックオフコーポレーション、大阪府共同募金会は11月28日、地域社会におけるSDGsの普及と福祉の推進に関する連携協定を結んだ。古書などを回収した収益を募金し、福祉向上につなげる取り組みをスタートする。
東日本で実施されている同様の取り組みを参考に、同募金会が同信金に連携を持ち掛け、快諾を得て実現した。
同信金の全87営業店に回収ボックスを設置、来店客らが持ち寄った古書やCD、DVDをブックオフが回収、査定し、買い取り代金を同募金会に振り込み、府内の福祉向上に役立てる。
取り組むにあたり、同信金の高橋知史理事長は「地域と取引先、金庫職員の三者共栄という経営理念の趣旨と合致し、社会貢献にもつながる取り組み。成功裏に持続し、社会に還元していきたい」と抱負を述べた。また同募金会の多田龍弘会長は「コロナ禍で募金活動が思うように進められなかった。こうした取り組みを継続して実施していただけることをありがたく思う」と感謝した。