兵庫県西宮市の職業体験テーマパーク「キッザニア甲子園」で、タカラスタンダードが出展する「キッチンリフォームセンター」パビリオンがオープンした。記念式典でタカラスタンダードの渡辺岳夫社長は「子どもたちが暮らしのあらゆるものに興味を持ち、考えていくきっかけを与えることができれば」と展望を話した。
国土交通省のまとめによると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出機会の減少やリモートワークの浸透などで住環境の充実やリフォーム需要が高まっている。このことを背景に、生活に身近なキッチンから快適な暮らしを創造、工夫することを学んでもらう狙いがある。
同パビリオンでは、キッチンの役割と、デザインを提案・販売する「キッチンプランナー」の仕事を学んだ後、専用のシミュレーションアプリを用いてリフォームプランを作成し、発表。実際にキッチンに触れながら素材や機能を学ぶこともできる。
昨年12月22日に記念セレモニーがあり、歌手でファッションデザイナーの篠原ともえさんが手掛けた、「水の流れ」をテーマにしたユニホームを紹介。子どもたちがパビリオンを体験する様子も公開した。