“料理界のM―1”として優勝賞金は同じ1千万円、主催も同じABC朝日テレビと吉本興業のシェフNo.1決定戦『CHEF―1グランプリ2023』スペシャルサポーターにお笑いコンビ「さや香」が就任。
「さや香」は昨年末の「M―1グランプリ2022」準優勝で優勝賞金1千万円を惜しくも逸したばかり。代わりに新山(31)は同じ年末の中央競馬G1レースで5万円を元手に740万円が的中し雪辱。「気持ちは完全に切り替えています。6月の決勝まではCHEF―1、そのあと新ネタを作ってまたM―1行きます!」と新たな意気込み。司会が3年連続になる山里亮太から「ぜひ『さや香』にやってほしかった」と背中を押され会心の笑み。賞レースに参加する意義について、新山は「出なしゃぁない大会になっている。出場資格の“結成15年”は僕の中だと懲役15年と同じ。監獄に入れられ、年に1人だけ模範囚が出て大手を振れる。選ばれるのか? 15年たってしまうのか? 僕らは今年10年目…」としみじみ。
同席した『CHEF―1グランプリ』の初代王者・下國伸シェフと昨年の王者・大原正雄シェフは、「さや香」の話を聞きながら、共に優勝をきっかけに人生が激変し、優勝後に店予約が殺到したことを告白。山里が「こういう料理対決番組って見てる方は“食べたいなぁ”と思ったら、お店に行けばお2人の料理が食べられる。そりゃ行きますよね!」と感想。
『CHEF―1グランプリ』は、今年から新たに“ジャンル別エントリー制”を導入。1月末までエントリー受け付けの挑戦者は「日本料理」「フレンチ」「イタリアン」などの8ジャンルから、どこで戦うか選択できることに。この改革に、「これまで“フレンチと中華が戦う”といった場面がありましたけど、やっぱりジャンルが違うし、使っているスパイスなども全然異なるので、審査する側も難しかったと思う。勝ち上がるべき人が途中で負けてしまうこともあったかも。今回は、同じジャンルで戦うことになるので、分かりやすくその道のNo.1が上がってくると思う」(下國シェフ)、「ジャンル別だと、戦い方として手が読める部分がある。例えばフレンチだったら“こう表現してくるだろうな”との読みの中で戦うことに。今回は最終決戦でかき乱すようなジャンルなど多種多様な方が出てくると思うので、1番を決めるのにいいのでは?」(大原シェフ)と期待を寄せた。
エントリー資格は、プロアマ、料理のジャンルは問わず、日本在住の40歳未満(1983年8月1日以降生まれ)。エントリー期間は、1月31日まで。決勝戦は5、6月に開催予定でABC朝日テレビから全国放映される。