カンテレの深夜ドラマ枠「EDGE(エッジ)」で放映中の「INFORMA(インフォーマ)」(木曜深夜0時25分、全10話)で、初の連続ドラマ単独主演を務めている大阪市出身の俳優、桐谷健太(42)が「ホンマに地上波でこんなんやってエェんかな?」と驚くハードボイルドな内容を語った。
原作「インフォーマ」の作者、沖田臥竜(46)はテレビドラマ「ムショぼけ」(2021年秋、ABCテレビ系)の原作も書き下ろしており、自身が反社会的団体の元幹部だった事を認めている現代裏社会小説の作家。桐谷は、元暴力団員で、社会・政治・芸能などあらゆるジャンルに精通する情報屋の木原慶次郎を演じている。タッグを組むゴシップ週刊誌記者、三島寛治役でダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於(27)。連続殺人事件を追う2人の前に立ちはだかる謎の男役で元V6の森田剛(43)が共演している。総監督は、映画「新聞記者」(19年)で「日本アカデミー賞」最優秀作品賞受賞の藤井道人。
桐谷健太はデビュー約20年とあって「ぶっちぎりで攻めてる作品をやれたことが誇らしい」と前置きし、「完成した作品は既に全部見た。10日間かけて2回見た」とその完成度に満足げ。「中毒性のある超刺激的な内容。次の週を待つワクワク感をお届けできる」と猛烈アピール。
情報屋という職業について「僕のイメージでは、もっと裏でハッカー的なデジタルなことをやる“静”やったけど、この木原は“動”。ものすごくアクティブで足を使って情報を仕入れる意外性がいっぱい。情報屋って元々決まった形が無い仕事やから自由にできた」と説明。
制作のカンテレはJR天満駅前の扇町公園に隣接しており、桐谷の実家すぐ近く。「子どもの頃は、扇町プールにもよう行きました。“日本一長い”と言われる天神橋筋商店街は、小学1年の時に友達と天一(天神橋筋一丁目)までアーケード抜けてずっと歩いたりした」と懐かしんだ。