仕事テーマに競技で交流 オフィススポーツで熱戦

 大阪市北区のグランフロント大阪で、館内の就業者約2万人を対象にしたイベント「オフィススポーツ チャンピオンシップ」が始まった。コロナ禍で難しかった従業員同士やテナント間の交流促進が狙い。ストーン型印鑑を滑らせるなど仕事をテーマにしたオリジナル競技で“最強”の称号をかけ、参加者らが熱戦を繰り広げている。

 施設を管理するグランフロント大阪TMOが、コンテンツ制作の「カヤック」(神奈川県鎌倉市)の協力を得て企画。レストランやホテル、オフィス、警備など館内で業務にあたる全ての企業、店舗がエントリーし、初開催にこぎつけた。

 競技は3種目で、床に敷かれた巨大稟議(りんぎ)書の上でストーン型印鑑を走らせ、止まった位置で得点を決める「印(いん)カーリング」や、企業名や店舗名を声に出し続けてその長さを競う「オフィスキー(好き)ジャンプ」など。得点はリアルタイムで反映しながら、チーム別と会社・店舗別ランキングを出す。

 担当者は「イベントをきっかけに普段仕事で接点の少ない人同士でもつながり、仲間と一緒に働く楽しさを再確認するきっかけにしてほしい」と話していた。3月1日まで開催。

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