異業種交流会「社交サロン ザ・クラブジャパン関西」(原田忠義会長)のCS(おもてなし)・ホスピタリティ・アカデミー&社交界が15日、北区西天満2丁目の中之島LOVE CENTRALで開かれた。ゲストの長島孝樹日本認知症予防学会員(マックビー代表)の講演や、同アカデミー創立者、林田正光氏の著書「友好を深める12か条~伝説のホテルマンが伝授~」を教材に「名簿整理と名刺の活用」などビジネスとしてのホスピタリティを学び、会員相互の友情を深め合った。
長島氏は「~すべては小腸から~腸と脳の関連性」のテーマで講演し、長崎県平戸市の農家が無農薬で育てる平戸つる草(ツルレイシ)の葉が原料の「平戸ツルレイシ」の有用性について世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」を開発した京都大薬学研究室の杉本八郎教授チームとの共同試験や、久留米大との共同で認知症「改善」作用の臨床試験を行っていることを紹介した。
原田会長は講演に先立ってのあいさつで、「国際情勢は依然厳しいが、クラブジャパン関西は会員さまに支えられて21年を迎えている。きょうの良き出会いで花開き、心を交わせ実を結ぶ一日にして」と述べた。