消防設備業者でつくる鳥取県消防設備協会(山下竜一会長)と県内の消防局や行政機関の担当者による協議会が、米子市明治町の米子ワシントンホテルプラザで開かれた。消防法に基づく消防用設備の点検報告制度などについて意見交換した。
14社からなる同協会員と消防、県関係者ら合わせて32人が出席して行われた。消防用設備の定期点検の実施状況を再確認したほか、県西部消防局予防課の岡浩輝課長補佐が、昨年3月に開始した報告書や消防用設備の着工届といった申請の電子化について現状を説明。さらなる利用推進に向けて意見を交わした。
鳥取防災の吉村仁志社長は「仕事上の疑問点など、消防局の見解を詳しく聞くことができた」と話した。
同協議会は1979年から毎年、東、中、西部を巡回しながら開催し、今回が43回目となった。