北栄町由良宿の中央高等学園専修学校で、恒例のスクールカフェが開かれた。保護者や地域住民らが大勢訪れ、職員や生徒たちが手作りしたグルメを楽しんだ。
メニューは、焼き鳥やグリーンカレー、タピオカたっぷりのミルクティーなど数種類を用意。天候にも恵まれ、来場者らは屋外のテーブルで多彩なメニューを味わいながら会話を弾ませた。
焼き鳥を販売した小谷貴一さん(19)は「常連客との会話や地元の子どもたちと交流ができる。春休み中で会えない友人や卒業生にも会えた」と満足そうな様子。子どもが同校の卒業生だという田村真由美さん(49)は「毎年、趣向を凝らした新メニューがとても楽しみ」と笑顔を見せた。
阪本洋介校長は「たくさんの方に学校を知ってもらえる良い機会。接客や来場者との交流が生徒の成長にもつながる」と話した。