倉吉農業高(倉吉市)環境科フラワー・ガーデンコースの2、3年生計12人が8日、夏に向けてJR倉吉駅北口の花壇の花を植え替えた。生徒自らが考えたデザイン案を基に花を植えていき、倉吉市の玄関口を鮮やかに彩った。
花壇の植栽は、駅前のにぎわいを創出しようと、花壇を管理しているNPO法人ふるさと遊誘駅舎館と同校が連携して取り組んでいる。
この日は、生徒らが種から育てた花苗を使って四つの花壇に植栽。生徒が考案した「花の首飾り」や「花の森」などのデザインに沿って、サルビアやペチュニア、マリーゴールドなど計510株を手際よく植えていった。
暖色系の花と寒色系の花を植え分ける「暖と寒」をデザインした2年生の石井風花さん(16)は「お互いの色が際立つように意識して配置を考えた。訪れた人の目を楽しませられたら」と話した。