学校給食にイノシシ肉を 大山ジビエ振興会が町教委に寄贈 町内小中保育園でドライカレーに

 大山ジビエ振興会(安達忠良会長)は大山町内の学校給食に使用してもらおうと、町教育委員会にイノシシのミンチ肉100キロを寄贈した。町内の小中学校7校と保育園4園でドライカレーなどで提供される。

 同会は町内の猟友会有志が立ち上げ、獣肉解体処理施設「大山ジビエ工房」(同町羽田井)での駆除したイノシシの解体や加工販売を通してジビエ振興と鳥獣被害防止に取り組んでいる。2年前から給食用にイノシシ肉を寄贈している。

 町役場本庁舎で7日に寄贈式があり、鷲見寛幸教育長に目録を手渡した安達会長は「私たちのジビエ肉はふるさと納税でも全国上位の実績があり、自信を持って提供している。小さい頃から食べてジビエのおいしさを分かってもらえれば」と話した。鷲見教育長は「子どもたちが野生動物との共存を理解する機会にもなる。命をいただくことをきちんと知ってもらいたい」と述べた。

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