第95回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園)に出場する鳥取城北に28日、入場行進で使う選抜旗が授与された。2年ぶり4度目の挑戦に向け、河西主将は「(旗に)重みを感じた。中国地区代表の看板を背負って戦い、歴史を変えたい」と意気込んだ。
授与式には全部員77人が出席した。河西主将に旗を手渡した石浦外喜義校長は「甲子園で最高のパフォーマンスを発揮してほしい」と激励した。
2月下旬には1週間、大林監督ゆかりの茨城県で合宿を敢行した。紅白戦で投手は変化球を解禁して打者を打ち取った。チームの課題だった打力も力強さが増したといい、指揮官は「合宿期間だけでも成長を感じた。あとはやるべきことを見極めて本番までやりきるだけ」と力を込めた。