ウサギちなみ「兎取県」 「耳の日」限定、改名し観光PR

 3月3日は「耳(み・み)の日」。長い耳が特徴的なウサギにちなんで「ウサギの日」としても親しまれており、因幡( いなば )の白うさぎ伝説で知られる鳥取県は、県名を1日限定で「兎取(とっとり)県」に“改名”した。ウサギをモチーフにした県内のゆるキャラたちが、鳥取市白兎の道の駅「神話の里白うさぎ」に集結した。

 道の駅には、わらべ館(鳥取市)の「ロビット」、智頭急行「スーパーはくとくん」、自衛隊鳥取地方協力本部「トピコ」など、県内で活動する7体の“ウサギ型”ゆるキャラが勢ぞろい。鏡開きで「兎取県」の誕生を祝った。県内のウサギ愛好家らも訪れ、ゆるキャラとペットの写真撮影などを楽しんだ。

 鳥取県は、干支(えと)が卯(う)年の今年、因幡の白うさぎ伝説にあやかり「白うさぎ年」として観光PRを展開。平井伸治知事は「県内各地にウサギのキャラクターがいる鳥取県。ぜひ遊びに来てウサギの聖地を満喫してほしい」とアピールした。

 この日は、わらべ館や県立博物館、道の駅「清流茶屋かわはら」などでもウサギにまつわるイベントや展示を開催。県庁では窓口の職員が、ウサギの耳を再現したかぶり物姿で対応し、1日限定の「兎取県」職員として働いた。

 
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