「文亀3年」銘残る貴重な石製水鉢 所蔵龍福寺(鳥取)でも公開 地域の歴史解明に期待

  • 庭の池に設置された戦国時代初頭の水鉢と千代西尾住職=29日、鳥取市福井の龍福寺

 「文亀3年」という520年前の銘が残る貴重な石製の水鉢が29日、鳥取県立博物館での初公開を終え、所蔵する鳥取市福井の龍福寺(千代西尾正見住職)に返還され、池の中の石の上に設置された。この水鉢は、戦国時代に同市三山口の箕上山(みのかみやま)にあったとされる潮音(ちょうおん)寺の遺物とみられ、この地域の歴史の解明が期待されている。同寺では当分の間、水鉢を公開することにしている。

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