日本最大級のフラワーパーク、とっとり花回廊(南部町鶴田)で8日、250品種17万球のチューリップが園内を彩る「チューリップまつり」が始まった。来園者は見頃を迎えた色とりどりのチューリップをじっくり観賞し、写真を撮るなどして園内を満喫した。4月30日まで。
西館テラスでは、花びらの先がギザギザしたフリル咲きの「ファンシーフリル」、ピンク色で八重咲きの「ドリーマー」、一枚の花びらで白とピンクのグラデーションが楽しめる「カルガリーセンセーション」など多種多様なチューリップが来園者を迎えている。
一方、同園が姉妹提携するオランダの名園、キューケンホフ公園がデザインした花の谷では、遅咲きの楊貴妃桜とカラフルなチューリップが共演。これから一週間ほど楽しめる見込みという。
兵庫県姫路市から訪れた赤穂和美さん(62)は「新種のチューリップもあってきれい。趣味の布アートで、今日観賞したチューリップを作りたい」と写真を撮りながら見入っていた。