倉吉博物館で開催中の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」（倉吉市、新日本海新聞社、朝日新聞社、白泉社共催、倉吉信用金庫特別協賛）では、ヨシタケさんの絵本の世界観を体験できる作品も人気だ。ジェスチャーでお題を当てるクイズコーナーや、ボールをイラストの口に投げ込むゲームなど、来館者が楽しみながら挑戦している。
展示室に設けられた体験作品は三つ。「これ、なーんだ？」は「傘」や「花火」などのお題をジェスチャーで表現して当てる作品。「うるさいおとなをりんごでだまらせよう！」は、ガミガミ怒っている大人たちの口にりんごのボールを投げ入れると「おいしい」と一変する顔が楽しめる。
ヨシタケさんの絵本が大好きという井上晴陽（はるあき）ちゃん（４）は「お父さんと“傘”のまねをして楽しかった。リンゴのボールを口に投げるのも上手にできた」と笑顔で話した。
