今月から「マイナ保険証」原則義務化 医療機関 導入に温度差

  • オンライン資格確認システムが設置されている受付窓口=19日、鳥取市の鳥取赤十字病院

 今年4月から、マイナンバーカードに健康保険証をひも付け一体化したオンライン資格確認システム「マイナ保険証」の導入が医療機関に原則義務化された。鳥取県内では導入した医療機関が増える一方、慎重なクリニックも。利用者からは慣れない手続きに戸惑いもあり、定着には時間がかかりそうだ。

 マイナ保険証は、利用者が読み取り機にカードをかざし、顔認証か暗証番号で、本人と保険資格の確認ができるシステム。患者同意の下で薬剤や特定健診の情報が得られるほか、災害時などに確認できるため、適切で迅速な検査や治療が可能になる。

■メリット

 県内では、マイナ保険証が利用可能なシステムの導入率は今月16日現在、病院は93・0%、薬局は91・1%に上る。

残り 593 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事