航空自衛隊美保基地(境港市小篠津町)で5月28日に開かれる航空祭で、華麗な曲技飛行で人気の「ブルーインパルス」(宮城県・松島基地)の展示飛行が行われる。同基地では6年ぶり。
ブルーインパルスは、空自唯一のアクロバットチーム。6機が一糸乱れぬ飛行や機体から出すスモークで空にさまざまな形を描くなど難易度の高い技を披露し、航空ショーで観客を魅了する。美保基地では2017年5月の航空祭を最後に飛来がなかった。
今年の航空祭では9機種が編隊飛行や救難展示、物料投下などを実施。地上では航空自衛隊や海上自衛隊などの航空機17機や消防車両、偵察バイク、りゅう弾砲などを展示。野だてやキッズトレイン、フォトラリーなどもある。
航空祭の開催は4年ぶりで、午前9時~午後3時。内容は変更の可能性があり、5月上旬ごろに確定して同基地ホームページで公表する。同基地渉外室の広報担当者は「コロナ禍前のにぎわいのある航空祭を目指し、準備を進めている。ぜひ多くの来場を」と呼びかける。