出場36校の対戦カードが決定した10日の「第95回記念選抜高校野球大会」組み合わせ抽選会。大阪勢は史上初となる2度目の2連覇が懸かる大阪桐蔭と、春は2度の準優勝がある履正社が初優勝を目指す。対戦校や試合日程が決まり、各校の監督、主将に本番に向けた意気込みを聞いた。
大阪桐蔭VS敦賀気比
粘り強い野球を
大阪桐蔭・西谷浩一監督の話 抽選が最後まで決まらずやきもきした。敦賀気比は伝統的に打撃の良いチーム。負けじと準備したい。バッテリーを中心に粘り強い野球をしたい。
100%の準備
大阪桐蔭・前田悠伍主将の話 打てるチームではないので守備や走塁からリズムをつくり、攻撃につなげたい。100%の準備をし、持ち味である強気なピッチングを見せたい。
食らい付きたい
敦賀気比・東哲平監督の話 大阪桐蔭は全国でもナンバーワンのチーム。気持ちだけでは負けないように頑張る。離されないように何とか食らい付いていきたい。
夢じゃないかと
敦賀気比・浜野孝教主将の話 (大阪桐蔭の対戦校が終盤まで空白で)当たった瞬間は夢じゃないかと思った。注目される試合になる。研究しながら、プレーでつなげたい。
履正社VS北陸・高知の勝者
「らしい」野球を
履正社・多田晃監督の話 初戦の相手が決まっていないが、1回戦を見てしっかり対策を取りたい。「守備・走塁・バント」(を重視する)の履正社らしい野球をやりたい。
一丸で日本一へ
履正社・森沢拓海主将の話 取り組んできたスイングスピード、球速のアップをしっかり発揮し、一丸となって日本一を目指す。相手を圧倒できるように戦っていきたい。