ラン愛好家の作品約200点を集めた「春の洋ラン展」が14日、大阪市鶴見区の咲くやこの花館で始まった。大阪愛蘭(あいらん)会(子安健司会長)の会員が手がけたカトレアやデンドロビウムといった花々が来館者を魅了している。21日まで。
1階フラワーホールには、豪華に咲きそろったブラジル原産のカトレアインターメディアセルレアのほか、リンコレリオカトレアなど大小の力作を展示している。訪れた人々は、会員に栽培に関する質問をしながら優美な花姿や色をじっくりと観賞。恒例の余剰株の販売コーナーも好評だった。
会員の阪本重機さん(80)は「展示に合わせて最も美しく咲いている姿をご覧いただきたい」と話した。
会場では「ベゴニア展も」同時開催中。18~21日は洋ラン専門店による特別販売会を実施。18~21日には「春蘭展」が開かれる。開館時間は午前10時~午後5時(最終入館は30分前)。20日は臨時開館。