異業種交流会「社交サロン ザ・クラブジャパン関西」(原田忠義会長)の「CS(おもてなし)・ホスピタリティ・アカデミー&社交界」が開かれた。特別ゲストのキセクロ出版の堀薫さんは自らが制作した保護猫のチャリティー絵本「奇跡のまっくろクロスケ」の映像紹介を通して、弱くて小さな命を慈しむ心の在り方を参加会員らに呼びかけた。
15日に北区西天満2丁目の「中之島LOVE CENTRAL」で開催。会員らは同アカデミー創立者、林田正光氏の著書「友好を深める12か条~伝説のホテルマンが伝授~」を教材に「若いころの人脈づくり」などビジネスとしてのホスピタリティを学んだ。
堀さんは命の大切さを未来につなぐ奇跡の保護猫の実話をワーンシーンごとに情感を込めて朗読し、「この絵本が命を考えるきっかけになったらうれしい。皆さまの愛は尊い命を救う。絵本の売り上げの収益金は保護猫の治療費に寄贈させていただいている」と締めくくった。友情ゲストのギター漫談家キングダムけんたさんは漫談で場を和ませた。原田会長は講演に先立ってのあいさつで、「人生いろいろあるが、きょうを最高のクライマックスの日と思い、気づきと学びの一日にしてください」と述べた。