スケートボードや自転車BMXなど都市型(アーバン)スポーツで活躍するトップ選手たちの技を間近で体験できるイベント「アーバンスポーツフェス大阪」(大阪府主催)が、大阪・南港のインテックス大阪で開かれ、迫力あるパフォーマンスが来場者を魅了した。トップ選手の指導を受けられる体験コーナーもあった。
2025年大阪・関西万博に向け、アーバンスポーツによるスポーツツーリズムの推進を目的に開催。初日の11日は、BMXフリースタイル世界王者のローガン・マーティン選手や、東京五輪代表の中村輪夢(りむ)選手らがアクロバティックな技を披露した。
最終日の12日は、松原市出身で東京五輪スケートボード女子ストリート金メダリストの西矢糀(もみじ)選手が高度なテクニックを見せ、BMXフリースタイルパークで今後のメダル獲得が期待されるジュニア世代によるエキシビションもあった。
来場者の一人は「間近で見られて感激。迫力がすごくて格好良かった」と話していた。
会場には、世界屈指とされるダブルダッチやけん玉のパフォーマーも技を披露したほか、AR(拡張現実)スポーツ「HADO」や、光ったパネルにボールを当て、得点を競う「ICONパスマシーン」など子どもから大人まで楽しめるコンテンツもあり、終日にぎわった。