人々の平安を祈念 大阪天満宮「鎮花祭」

 大阪市北区の大阪天満宮(寺井種治宮司)で25日、伝統行事「鎮花祭(ちんかさい)」が執り行われ、神職らが神前で雅楽などを奉納した。

 古来、多くの花が咲き誇るこの時季に人々の心が緩み災いが生じやすいのは、舞い散る花に乗って飛ぶ精霊による仕業と考えられていたことから、精霊を鎮めて国民の平安を祈念したのが由来とされる。

 今年は天候不良のため境内から本殿へ会場を移して斎行。約30人の神職が雅楽で「君が代」「陪臚(ばいろ)」などの曲を奏でたほか、みこが「式神楽第一」「紅わらべ」といった数々の神楽を奉納。このほか関西雅楽松風会の奉仕で舞楽「打毱楽(たぎゅうらく)」などが演じられ、国内外の参拝者がみやびやかな音色に包まれながら、優美な衣装や所作に見入っていた。

同じカテゴリーの記事