吉野桜の伝道師に 葵かを里が新曲披露 生歌と日舞で魅了

 演歌を歌いながら日舞を舞う二刀流歌手として知られる葵かを里が、大阪・心斎橋で開催の「大阪発流行歌(はやりうた)ライブ」に出演。新曲「吉野千本桜」を披露し、舞台となった奈良・吉野町でのエピソードなどをファンに語った。

 葵は以前から吉野の見事な千本桜に引かれ、この地での源義経と静御前の“永遠の別れ”の悲恋に感激。「歌にしたい」と願い、3月に同曲を発売。ヒットチャート3位スタートと上々の滑り出し。

 この日は自身が作曲したカップリング曲「明日への虹」や前作「諏訪の御神(おみ)渡り」などを披露。ラストの「吉野千本桜」では1、3番を生で歌い、2番は帯の背にマイクを収め、扇を手に舞台全体を使ってテープ歌唱をバックに舞い踊って盛んな拍手を受けた。

 3月にはまず東大寺のお水取りを見学し古都・奈良の春の訪れを満喫。月末には吉野町を訪問して満開の千本桜を体験する予定を立てていたが、今年は全国的に開花が早かった影響で満開に間に合わず。「訪れたら見事な新緑でした。でも義経・静御前ゆかりの吉水神社に私の名前を書いて3月に植樹した桜の苗木がもうスクスク育っていました。うれしくて毎年行くつもり」と笑顔に。

 コロナ禍が5類相当へ変更となり、春からは本格的にライブ活動を再開。「ここ2、3作コロナでファンの皆さんと直接触れ合える活動ができなかったでしょ。それが解禁になり、ほぼ毎日どこかで稼働している日々に。うれしいですね、私は踊りを直接見て頂きたいので“やっと戻ってきた!”と日々充実しています」と喜々とした表情。

 この日もライブが終わると、会場ロビーに出て新作やアルバムのCDを手渡しで直接販売。ファンに握手してサイン入り色紙と一緒に渡し、記念撮影にも応じるサービス振り。

 同町観光大使にも任命され「桜はもちろんなのですが、秋のモミジも素晴らしい場所なんです。柿の葉ずしをはじめおいしい物もいっぱい。歌で吉野桜の伝道師として頑張りたい」と意欲を見せた。

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