鳥取、兵庫、京都にまたがる山陰海岸ジオパークが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界ジオパークに再認定された。発表から一夜明けた12日、再認定に向けて奔走(ほんそう)した関係者らは安堵(あんど)しつつ、世界から目を向けてもらい、地域の魅力を伝える取り組みにまい進することを誓った。
再認定の発表を受け、山陰海岸ジオパーク館(兵庫県新温泉町芦屋)の谷本勇館長は「関係団体は次の審査までの4年間、安心してジオ活動に取り組むことができる」と歓迎。「認定当初の目的だったジオ資源を生かした地域活性化が実現するよう観光事業などに力を入れ、入り込みが増えるよう努めてほしい」と話した。