鳥取市湖山町西2丁目の芝生広場「グリーンフィールド」で23日、ろうそくを並べて火をともす「キャンドルナイト」が開かれた。今年は約5千個のキャンドルに明かりがともされ、訪れた人々は幻想的な雰囲気を楽しんだ。
コロナ禍で活気を失った地域を盛り上げようと2021年に始まった恒例行事。同広場に隣接するクラーク記念国際高校鳥取キャンパスの生徒たちが企画、運営を担当した。今年は1~3年の150人が、キャンドル作りや広報用のチラシ制作などに取り組んだ。
キャンドルをフィールド内の遊歩道に並べ、午後5時に生徒や保護者が点灯した。日が暮れると淡い光が広がり、訪れた人たちはうっとりと見入っていた。
会場には飲食店のキッチンカーが並んだほか、ダンス部などが出演するステージイベントも披露された。
いずれも2年生で実行委員長を務める青木愛実さん(16)と矢部歌織さん(17)は「準備が大変だったけど、たくさんの人に来てもらえて良かった。来年も続いてほしい」と話した。(中村芙美子)