さまざまな職業に触れ、将来の選択肢を増やすキャリア教育の授業が17日、鳥取市湖山町南1丁目の湖山小であった。6年生が年間を通して受講する授業で、今回は空手家の宇佐美里香さんを講師に迎え、アスリートとしての仕事や夢の実現について学んだ。
児童57人が宇佐美さんの迫力ある演武を間近で見た後、基本の形に挑戦した。また、失敗の生かし方、子どものうちに経験してほしいことなどを助言した講話から、自らの生き方や将来を考える指針を得た。
横田博昭校長は「一流の考え方に触れることで、自分の考え方を広げ、高い志を持ってほしい」と話した。
今後、運送業の魅力を学ぶほか、さまざまな職業に従事する地域住民を招いた授業などを予定している。(佐藤悠希)