巳年にちなんで「指ハブ」作り わらべ館

 鳥取市西町3丁目のわらべ館で5日、巳(み)年にちなんでヘビを模したおもちゃ「指ハブ」を作るワークショップが開かれた。9組18人の親子が参加し、丁寧に編みひもを編み込んで指ハブを作り、伝統玩具で遊ぶ楽しさを味わった。

 指ハブは、植物の葉で作る沖縄の伝統玩具で「ハブグワー」とも呼ばれる。ハブの口に指を入れると編み込んだひもに指を締めつけられ、指が抜けなくなる。

 この日は緑や黄色の紙ひもを使って指ハブを作った。参加した親子は協力しながら、4本の紙ひもを複雑に編み込み、細長い筒の形に整えた。出来上がると、子供らは早速指ハブの口に人さし指を入れ、本当に指が抜けないかどうかを確かめていた。

 倉吉市から親子で参加した小学5年の上杉壮司さん(11)は「ひもを編み込むのが難しかった。作った指ハブは、兄弟にも遊ばせてあげたい」と話した。

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