頑張れ、受験生! 米子鬼太郎空港に「合格祈願特大絵馬」お目見え

 本格的な受験シーズンを前に15日、米子鬼太郎空港(境港市)に学問の神様・菅原道真を祭る防府天満宮(山口県防府市)の「合格祈願特大絵馬」がお目見えした。3月17日まで設置され、投函(とうかん)された絵馬は週1回、同天満宮に奉納される。

 全日空山陰支店(米子市東町)が同空港から出発する受験生の合格を祈願しようと、1999年から毎年設置している。特大絵馬は縦1・2メートル、横1・1メートルのサイズで、「頑張れ、受験生」などと書かれ、左下の鳥居のイラストの下方部に投函(とうかん)口がある。

 この日は、同天満宮の越智宣彰権禰宜(ねぎ)と巫女(みこ)よる神事が営まれ、県内外の大学へ進学が決まっている米子松蔭高3年生5人が参列。生徒たちは受験を控える同級生たちを思い、「存分に力を発揮できますように」「第一志望の大学に合格できますように」などと書いた絵馬を投函(とうかん)した。

 東京の大学に進学し、スポーツウエルネスを学ぶという仲倉理緒さん(18)は「みんなが一生懸命準備してきたと思うので、そのがんばりを本番で発揮してもらいたい」と話した。

 全日空山陰支店によると昨年度は米子空港から218枚の絵馬を奉納。同様の特大絵馬は16日、鳥取砂丘コナン空港にも設置される。

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