親子でお金の使い方を学ぶ講座「親子で学ぶおかねのはなし」が13日、鳥取市富安2丁目の市立中央図書館で開かれた。参加者はすごろくゲームで遊びながら、お小遣い帳の記入方法やお金の使い方について理解を深めた。
お年玉をもらった子どもに適正な金銭管理を学んでもらおうと、同館が正月明けに毎年開いている。鳥取市内から約20人の小学生親子が参加し、米子市のファイナンシャルプランナー、木村美紀さんが講師を務めた。
参加者は買い物をテーマにしたすごろくに挑戦。「えんぴつをかう 100円つかう」「おてつだいをする 200円もらう」など、止まった升目の指示に従って収支をお小遣い帳に記入した。木村さんは「誰にお金をもらったか、何を買ったのかも書いて」とアドバイス。「お金を使う時は本当に必要かどうかよく考えて使うこと。欲しいものを買うためにお金をためておくことも大事」などと呼びかけた。
参加した美保南小5年の小島優太朗さん(10)は「お金をもっと大切に使おうと思った。お小遣いを使ったら金額を記録するようにしているので、これからも続けたい」と話した。
(清水友揮)