霧の美保湾を照らす神秘的な日の出 ダイヤモンド大山観測

 国立公園・大山(1729メートル)の山頂と昇ってくる太陽が重なる「ダイヤモンド大山」が21日、米子市富益町の美保湾海岸で観測された。海面から蒸発した水蒸気が冷やされて霧になる「蒸気霧」が海岸を包み、写真愛好家らは神秘的な日の出の瞬間を撮影していた。

 各地の最低気温は、鳥取市4.7度(平年0.8度)▽倉吉市3.9度(同1.1度)▽米子市0.7度(同1.1度)▽境港市1.9度(同1.5度)など、県西部はこの時期らしい冷え込みとなった。

 鳥取地方気象台によると、22日は湿った空気の影響でおおむね曇るという。

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