えんトリーとオミカレがコラボ 官民が連携し婚活支援企画

 鳥取県は、県の婚活支援センター「えんトリー」とマッチングアプリや婚活情報サイトを運営するオミカレ(東京都)とのコラボ企画を開始した。双方の会員から希望者を募り、仲人役が双方の会員の要望に沿ってマッチングさせる仕組み。選択肢の増加によるカップル成立数と成婚数の増加を目指す。県によると、官民が連携した婚活支援企画の実施は全国的に珍しい。

 コラボ企画では、全国88万人のオミカレ会員と、県内800人のえんトリー会員から参加希望者を募る。えんトリーの仲人役「縁結びナビゲーター(縁ナビ)」がオミカレ会員を面談して要望などを聞き取り、えんトリー会員とのお見合いを実施する。

 お見合いには縁ナビが立ち会う。互いの同意があればお見合い後もデートを重ね、交際を検討する仕組み。縁ナビは、結婚まで相談役としてサポートする。

 申し込みは2月14日まで。企画参加費は無料だが、飲食費などお見合いで必要な費用は会員負担になる。

 県は、えんトリー開設10周年を記念し、来年度から登録料(2年間で1万円)を無償にするほか、さまざまな婚活イベントや、オミカレとのコラボ企画を計画中。県子育て王国課の長谷川和宏係長は「節目を契機に、会員獲得やカップルの成立、その先の成婚数増加につなげたい」と意気込んだ。

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