「緑響く」など代表作ずらり 倉吉で東山魁夷版画展

 昭和と平成を代表する日本画家、東山魁夷の版画展「風景は心の鏡 平和への祈り」が23日、倉吉市小田の伯耆しあわせの郷で始まり、代表作の版画作品が愛好者の目を楽しませている。26日まで。

 ほるぷエーアンドアイ(大阪府)が主催。今展では、人気の馬のある風景「緑響く」や「白馬の森」、プロの画家として進むと決意して疎開先の風景を描いた「道」、日展で特選を受賞した出世作「残照」など、原画を基に作られたオリジナル版画や復刻画など約40点が展示されている。

 同社の細川則幸西日本エリアマネジャーは「戦争や災害のニュースですさんだ気持ちを、東山さんの描く青の世界などを見て癒やしてほしい」と話した。

 このほか、横山大観や平山郁夫、片岡珠子ら有名画家の作品も並ぶ。収益の一部は日本ユネスコ協会連盟の「災害子ども教育支援」や能登半島地震の被災地に寄付される。

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