共に支え合う地域目指す 市民後見人養成講座 9人に修了証 倉吉

 本年度の倉吉市社会福祉協議会あんしん相談支援センターの市民後見人養成講座修了式が同市福吉町の同協議会であり、民生児童委員、保護司、施設管理職、ヘルパーの経験者など計9人に修了証が贈られた。

 講座は2017年度から始まり、今年で8年目。受講生は座学や裁判所見学などで知識を身に付け、後見人制度について理解を深める。本年度も含め、延べ64人が修了している。

 修了式では、同協議会の池田貴久事務局長が受講生に修了証を手渡し、「誰もが自分らしく生活でき、支え合い、共に生きていく地域社会をつくっていけるよう、市民後見人として活躍してほしい」と激励した。

 元保護司の男性は「担い手が少ない地方の市町村では、市民後見人の育成は喫緊の課題。今後も前職の経験を生かしながら、市民として貢献できる活動を行いたい」と話した。

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