子どもたちにボール遊びの楽しさを体験してもらうイベント「ボールで遊ぼう みんなでプレイボール」が26日、倉吉市の河北小で開かれた。小学生や園児らが参加し、高校球児と一緒にボール遊びの面白さに触れた。
イベントは、野球人口の拡大を図ることを目的に実行委員会が開催しており、今回で3回目。参加者は園児の部と小学生低学年の部に分かれ、高校生に教わりながらボールを使った遊びを体験した。
小学生低学年の部には30人が参加。倉吉東高と倉吉農業高の野球部員計30人が子どもたちの指導に当たり、参加者はストラックアウトやキャッチボール、バッティングなどに挑戦した。小鴨小1年の黒田晃祐さん(7)は「お兄さんが優しかった。バットにボールを当てることができた」とうれしそうに話した。
実行委事務局の石村幸雄さんは「外で遊ぶ子どもが少なくなっている。ボールに触れて、この先、野球チームに入るきっかけになれば」と期待した。