県美と市内芸術・観光施設割安で くらよしミュージアム周遊パス2月から販売

 倉吉市は1日から、鳥取県立美術館(同市駄経寺町2丁目)と市内の芸術・観光施設を割安で利用できるデジタル共通入館券「くらよしミュージアム周遊パス」を販売する。県内外からの来館者を市内観光に誘導し、地域経済の活性化につなげる。

 共通入館券は、芸術に特化した3施設分(高校生以上2千円、小中学生500円)と、市内周遊を楽しむ5施設分(同3千円、同1200円)の2種類。購入には同館への入館日時の指定が必要で、有効期限は3月29日~6月20日のうち、入館指定日前日から1週間。販売は6月15日までで、特設サイトで受け付ける。約2500人に達し次第、販売を終了する。

 発行されるQRコードをスマートフォンなどで提示するか、画面を印刷して使用する。全施設を利用すれば、最大4割程度の割引となる。一部店舗では、チケットの提示で割引などの特典が受けられる。

 市観光交流課の片岡彩子さん(32)は「市内には魅力的な芸術スポットや観光地がたくさんある。共通入館券を使って県立美術館と同時に、市内周遊も楽しんでほしい」と呼びかけている。

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