地方暮らし魅力PR 県など 東京で就職・移住相談会

 ふるさと鳥取県定住機構と県は1月26日、首都圏在住者を対象にした就職・移住相談会を東京都内で開いた。県内市町の担当者や先輩移住者らが地方暮らしの魅力などを来場者にPRした。

 会場では米子市や三朝町など県内15市町と地元企業18社が相談ブースを設け、先輩移住者らによるセミナーも行われた。

 2019年に東京から出身地の鳥取市にUターンした尾坂亮さん(42)は「鳥取は自然が身近。人が優しく、町ぐるみで“実家感”がある」とアピールした。一方、都内で飲食店を経営し、鳥取との2拠点生活を送る立場から「東京の方が稼ぎやすい。今後、(移住先で)何か事業をやろうと思っている人は都市部との違いを覚悟して」と助言した。

 妻の実家がある県内への移住を検討中という横浜市保土ケ谷区の会社員、平谷太さん(55)は「東京と同じ収入は望めないかもしれず、セミナーで移住の良い面、悪い面両方を確認できた」と話していた。

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