映画「悪い夏」(3月20日公開)の完成披露上映会が東京都内で開かれ、俳優の北村匠海、河合優実らが舞台あいさつした。主演の北村は「自信を持って面白い映画だなと言える作品ができました」と胸を張った。
小説家染井為人の同名作を映画化したサスペンスエンターテインメント。市役所でケースワーカーとして働く佐々木(北村)が思いがけない出会いにより、破滅へと転落していく姿を描く。
北村と河合は初共演。北村は「すごい人が出てきたなという印象。一緒に演じていく中で、同じ目線でシーンを見ている感じがあった。気持ちのいい時間だった」と撮影を振り返った。河合も北村について「現場で一つ一つに真剣なのが伝わってきた。芝居や作品を作ることが好きな方なんだろうなと思った」と話した。
映画タイトルにちなみ、自身の悪いところを問われた北村は「サプライズ(のお祝い)が苦手です」と回答。「心は喜んでいるんですよ。だけど全く表に出せない。頑張ってお芝居をするんですけれど、その芝居が下手で」と苦笑した。裏社会の住人役の窪田正孝は「役者をやっているのに?」と驚いていた。
イベントには他に共演の箭内夢菜、伊藤万理華、木南晴夏、毎熊克...