北栄町の絵画教室「虹色クラブ」の作品展が、町中央公民館大栄分館で開かれている。風景、人物などモチーフもさまざまに会員らが描いた作品が並び、来場者の目を引いている。15日まで。
教室は、日本現代美術協会常任理事の南場兄一さんが講師を務め、5人の会員が月1回活動している。パステル、油彩画、アクリル画、鉛筆画など、画材やモチーフを自由に選んで創作活動に取り組んでいる。
今展では、昨年亡くなった中嶋二三雄さんの作品も含め、計40点を展示。中嶋さんの「たのしいね」は無邪気に笑う子どもがモデルの油彩画、黒松斗美さんの「大山の北壁」は、雄大な大山を描いたアクリル画の作品。
南場さんは「会員は文章を書いたり、書や版画をしたり、さまざまな創作活動に取り組んでいる。絵はほかでは表現が難しいものも表現しやすい」と話した。