コラム

[潮騒] 11月26日(金)

2021年11月26日

 野党第一党で140人の衆参国会議員を抱える立憲民主党の代表選が来週30日に行われる。一見地味な4候補は否定するだろうが、バックにいる枝野幸男代表や菅直人元首相、小沢一郎元民主党幹事長、野田佳彦元首相ら重鎮の下支えが見え隠れすると鼻白らんでしまう◆民主党政権時代の古顔に有権者はとっくにNOを突き付けた。鳩山由紀夫元首相はさっさと政界引退したが、岡田克也元民主党代表を含めた当時の権力者が院政をもくろんで陰でうろついては、有権者に「本気で政権交代?」と首をひねられる◆代表選候補者の主張を聞いていると理屈っぽいきれい事が多い。要は与党と維新・国民民主の台頭連携国会で「改憲推進をどう阻止するか」と、周囲を見渡しても誰もいない地方議員を増やし、党の足腰を強化する地道な策に尽きる◆民主党政権誕生直前時期には最多17人が当選した衆院大阪19小選挙区で、今回立憲民主党の当選者ゼロ。来夏に迫る参院選でも定数4の大阪で当選圏内に食い込める見通しは暗い。共産党との小選挙区連携への評価は、中選挙区の参院選ではとりあえず関係ないから結論保留で十分だ◆いつでも政権を担える健全な野党が存在しないと、与党はモリカケ桜のような横暴に陥り専制化に走る。(畑)


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