法務省は20日、2020年司法試験に1450人が合格したと発表した。前年より52人減り、旧試験を廃止して新試験に完全移行した12年以降最少。政府が15年に下方修正した目標「1500人以上」を初めて下回った。受験者数が前年比763人減の3703人となり、合格率は5・53ポイント上昇して39・16%だった。
20年の試験は、新型コロナウイルスの影響で実施時期を5月から8月に延期し、辞退者には受験料を返還する措置を取った。だが、受験率は例年比で微減にとどまり、法科大学院の入学者が減り、法曹人気が低迷しつつあることが、合格者減の背景にあるとみられる。
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