福島知事、３選出馬を表明　復興へ「挑戦続ける」

　福島県の内堀雅雄知事（５８）は２１日の県議会本会議で、任期満了に伴う県知事選（１０月１３日告示、３０日投開票）に３選を目指して立候補すると表明した。東京電力福島第１原発事故からの復興など課題が多いとして「県民の先頭に立って挑戦を続け、福島の未来を切り開いていくことが使命だ」と語った。

福島県議会本会議で、知事選立候補を表明する内堀雅雄知事＝２１日午後

　知事選には同県郡山市の会社役員高橋翔氏（３４）が立候補を表明。共産党県委員会などでつくる団体も候補擁立の方針を決めている。

　内堀氏は長野市出身。旧自治省に入省後、２００１年４月から福島県生活環境部次長、０６年１２月から副知事。１４年の知事選で与野党の支援を受け、初当選した。