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大胆な構図「三十六景展」 都築さん個展

2018年4月17日

 関西の名所を集めた絵画展「三都名所図絵 油絵三十六景展」が大阪市中央区道頓堀1丁目のギャラリー「香」で開かれている。江戸時代の浮世絵がヒントで、大胆な構図の細部にメッセージが込められている。17日まで。

「あべのハルカス幻想」と都築さん。後方には「太陽の塔」や「まいど1号」、手前には豊臣秀吉の陣が描かれている

 主宰は、画家らでつくる「大阪を描こう会」の会員でもある都築泰彦さん(71)=吹田市=。定年退職後、高校時代に描いていた油絵を「思い出したように」再開した。

 個展では、印象派の画家ゴッホが油彩で浮世絵を模写した史実に着想を得た36点を出展。ブリューゲルの名作「バベルの塔」をパロディーとして描いた「あべのハルカス幻想」をはじめ、甲冑(かっちゅう)のシルエットに大阪名物を詰め込んだ「豊臣秀吉公」、居眠りする男性の隣に中世の南蛮人が現れる「車中の夢」などにぎやかだ。

 都築さんは「逆さまにしたり、裏返したり、くっつけたり。風景にひねりを加えた面白さを楽しんで」と来場を呼び掛けている。

 午前11時から午後4時半。