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オレオレ詐欺、未然防止 大阪シティ信金に感謝状

2018年6月18日

 東成署(※本直樹署長)は、オレオレ詐欺を未然防止した上、犯人逮捕に貢献したとして、大阪市東成区中本1丁目の大阪シティ信用金庫東成支店(鈴木吉夫支店長)の職員2人に感謝状を贈った。同署と管内の金融機関は日頃から密接な連絡体制を構築。被害防止に向けた訓練や勉強会などに取り組んでおり、※本署長は「窓口で的確に対応してただき本当にありがたい」と感謝を述べた。

※本署長(右)から感謝状を受け取る中嶋さん ※は木ヘンに久

 5月30日、区内の70代女性が電話で息子をかたった者にだまされて、500万円を出金をしようと同支店に来店。窓口担当の女性職員(32)が対応し、上司で営業担当役席の中嶋紀夫さん(64)とともに使用目的を尋ねたところ「兄の葬儀代に使う」「山口に帰る」など内容が二転三転した点を不審に思い、支店を通じて同署に通報した。警察官とともに説得した結果、同日、区内の受け取り現場で「受け子」と呼ばれる現金受け取り役の男(33)の逮捕につながった。

 贈呈式は8日に同署内で実施。感謝状を受け取った中嶋さんは約30分におよんだ説得を振り返り、「金融機関の人間として、お客さまが被害に遭わなかったことが一番うれしい。東成署の勉強会などが日頃の意識付けになっている」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。女性職員は、「東成署との連携で日頃から訓練している内容とほぼ同じケースで、本当にこういうことが起こったことに驚いた」と話した。

 ※は木ヘンに久