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お披露目へ 稽古に熱 新生星組率いる礼真琴

2020年1月31日

 宝塚歌劇団星組は2月7日〜3月9日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で幻想歌舞録「眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜」(謝珠栄作・演出・振付)とShow Stars「Ray−星の光線−」(中村一徳作・演出)を上演する。トップスターの礼真琴は「日々焦っている自分に驚いている。全然間に合わない」と悲鳴を上げつつ、オリジナル2作の稽古に没頭する。

「影響力のある立場にいるのでしっかりしていきたい」と話す礼真琴=宝塚市の宝塚歌劇団

 「眩耀の−」は宝塚OGの謝が礼と舞空瞳の大劇場でのトップお披露目のために書き下ろした。紀元前800年頃の中国を舞台とした歴史ファンタジーで、謝らしい幻想的な世界観で描かれる。

 「頭がいっぱいいっぱいな状況が毎日続いている。11年間ずっとそうやって過ごしてきたはずなのに、お芝居とショーと並行してやることを消化しきれていない」と吐露する礼。

 演じる役も「もがき苦しんでいる青年」という。「いろんな人の生きざまを見て、真実を知って、だんだん信じられるものが分からなくなっていく。真実を知ってそれを自分の信念として貫いていく成長物語」と捉える。

 トップ娘役の舞空は盲目の役で「全編通して目が合わないからこそ、瞳から感情が伝わり訴える力がすごくある。最初から恋仲ではないが、人間としてだんだんひかれ合っていく」という。

 「謝先生はパワーがすごい。みんなのパワーを引き出す力もあるし、先生自身もパワースポットみたい。その演出は愛があって(自身の宝塚人生と)リンクする部分がたくさんある。作品に自分の気持ちもうまく乗せていけたら」

 「Ray−」は新生星組のスタートを飾るショーで、大劇場での中村による星組のショーは18年ぶりという。見どころには、男役が全員出る黒えんびを挙げる。「惜しみなく、『これが星組男役です』という場面になる。大階段の黒えんびだが、ちょっとおしゃれな振り付け」

 プロローグは「ヘビーなロックで大人テイスト」で、オリンピックイヤーだからこその場面も盛り込まれるとか。「中村先生のショーは下級生までみんなが一緒になって踊る場面が多い。流れがめまぐるしく、最後までワクワクさせてくれる。気を抜かずに楽しんでいただけたら」


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