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ライバルはキタ・ミナミ !? 大阪“ヒガシ”目指す

2020年3月25日

 大阪城公園の東側「大阪城東部地区」のまちづくりに関する方針案がまとまった。大阪府・市は、2025年4月オープン予定の新大学キャンパスを中心に、既存の都市再生機構(UR)団地や病院、1級河川と一体となった整備を進める意向。キタ、ミナミと並ぶ“ヒガシ”の拠点を目指す。

 大阪城東部地区の対象は、森之宮エリアの約53ヘクタール。京橋、大阪ビジネスパーク(OBP)エリアと共に、大阪東西軸の東側に位置する。

 西側臨海部の夢洲(ゆめしま)エリアは、25年大阪・関西万博の開催を控え、中央部の中之島エリアは23年に未来医療国際拠点化が計画されるなど、市内各地区で特色のあるまちづくりが進んでいる。

 このうち、大阪城東部地区の特色が「大学のある町」(田中清剛副知事)だ。府立大と市立大が統合して誕生する新大学の森之宮キャンパスには、リハビリテーション学や生活科学が配置される予定。大学関係者は「UR団地の状況も踏まえた上での計画。森之宮病院などともすでに連携を始めている」と話す。

 同地区北側を流れる1級河川第二寝屋川の活用を巡っては、東京都江東区と芝浦工業大が連携して船着き場を管理している先進事例を基に「水辺の公共空間もイノベーション(新資源開拓)の場所になり得る」との意見もある。

 まちづくり検討会の会長を務めた田中副知事は23日の会合で「まちがどうあるべきかの議論から、どう実現するかへ軸足は移る」と話した。


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