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全車両に抗ウイルス加工 JR西在来線、来月から

2020年5月23日

 JR西日本は、乗客により安心して鉄道を利用してもらおうと、在来線の全車両約5200両の車内に、6月上旬から順次抗ウイルス・抗菌加工を施す。吹田総合車両所森ノ宮支所(大阪市城東区)で22日、大阪環状線の車両作業の様子を、報道機関に公開した。

抗ウイルス剤を列車内の座席に吹き付ける作業員=22日、大阪市城東区の吹田総合車両所森ノ宮支所

 インフルエンザウイルスや、ノロウイルス相当のネコカリシウイルスへの効果が確認された液体状の抗ウイルス剤を、座席やつり革、網棚など車内全体に直接噴霧。列車内での感染防止につなげる。

 作業は、壁やエアコンの吹き出し口のほこりを取り除き、乗客が直接握るつり革やポールを消毒。車内に抗ウイルス剤が行き渡るように、噴霧器で丁寧に吹き付けた。

 JR西鉄道本部検修課の堀保史課長は「抗ウイルス剤を吹き付けることで、継続的な効果が期待できる。安心して利用してもらえるように作業していく」と話した。

 京阪新エリアを走行する約3600両は、9月末までに施工を完了する予定。作業が終わった車両は、順次窓ガラスなどにシールが貼られる。


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