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極小ロット対応パッケージ販売 小規模事業者応援

2020年6月1日

 アパレル、生活雑貨の包装資材を手掛ける三英舎(大阪市生野区)が、100枚3万円から対応可能なオリジナルパッケージの販売を本格的に始めた。新型コロナウイルスの影響で発表の場を長く奪われていたが、会員制交流サイト(SNS)などを活用し精力的に情報発信。厳しい状況にある小規模事業者や、これから新商品に着手する事業者に向け「オリジナル商品のブランド作りをサポートする」とアピールしている。

100枚から発注可能なオリジナルパッケージをアピールする久木原代表=大阪市内

 従来、包装資材の注文は万単位で受けてきたが、ここ10年で製造工場の海外移転などを背景に「千枚単位が約半数」に。ただ千枚やそれ以下の極小ロットになると手間がかかる上、利益が出にくく、積極的に取り組む業者は少なかった。

 新商品「ちょこっとパッケージ」は、小ロットに対応しやすい打ち抜き加工ができる地元大阪の就労支援作業所と提携し、100枚3万円からを実現。客のニーズを聞き取り、サンプルを出して大きさや収まり具合を確認した上で本生産する。

 紙の材質やカラーバリエーションは豊富で、中が見える小窓を付けるなどデザインもさまざま。ロゴマークやブランド名はもちろん、タグ、帯、ヘッダーなどで総合的なパッケージを作ることができる。

 新型コロナは、同社にも大きな影響を与えている。今年春、新商品をお披露目するため出展を予定していたイベントが中止。5月の売り上げは「前年同月の半分以下」に落ち込んだ。

 「物が動きださないとどうにもならない」と話すのは同社の久木原豊代表。「厳しい状況だからこそ新規事業者や、新しい商品を考えている事業者の挑戦を応援したい。小ロットからリピートにつながったり、要求をいただくことでこちらも新たに動きだせる」と話していた。

 問い合わせは電話090(3285)4933。同社ホームページでも紹介している。


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